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実績・事例
2017/02/16

遮光吸光シート「スーパーブラックIR」の反射特性を測定してみました。

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弊社ラボには様々な光学測定装置があります。
今回はその中から、弊社ラボの人気装置、BSDF測定装置IS-SARadiant Vision Systems社製)のメンテナンスがてら、遮光吸光シート「スーパーブラックIR」の反射特性を測定してみました。
IS-SA
この装置は、サンプル部材の反射特性を入射光の角度をコントロールしながら短時間に測定・評価する事が可能です。
あらゆる部材の中で最も完全拡散反射に近いとされるLabsphere社製スペクトラロンの反射特性を基準にして、測定を行ってゆきます。

White LED
光を極角10°から入射して、CCBRDFとして反射特性を評価しました。
※CCBRDFCosine Corrected BRDF: 完全拡散反射を仮定したとき、BRDF値は最大BRDF値をとる極角から極角が大きくなるごとに1/Cosθで減衰するが、拡散の様子を画像から直感的に理解しやすいように1/Cosθの項を省いたもの。


スペクトラロンのCCBRDF分布(極角85°まで表示)

埋め込み画像 2

スーパーブラックIRCCBRDF分布(極角85°まで表示)

埋め込み画像 4

方位角90°270°断面のCCBRDFの分布曲線は以下の通りでした。

埋め込み画像 5

入射ポートの穴の位置は暗くなります。
スペクトラロンは理想的な完全拡散反射特性を示すため、極角を頂点とした線対称の非常になだらかな曲線を描きます。
一方で、さすが可視光~近赤外光を非常によく吸収する「スーパーブラックIR」です。光はほとんど吸収されながら拡散反射していますね。全光線反射率(TIS)は1.3%程度でした。

弊社では、Radiant Vision Systems社製IS-SAで様々な素材の反射/透過特性の受託測定サービスや、弊社ラボにて上記装置をお貸し出しする「MyLab」というシステムがありますので、是非お問い合わせ下さい。

スーパーブラックIR
http://www.systems-eng.co.jp/products/reflectance/superblackir.html
Labsphere
社製標準反射板(スペクトラロン):
http://www.systems-eng.co.jp/products/reflectance/spectralon.html
MyLab

http://www.systems-eng.co.jp/products/analysis.html