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実績・事例
2017/10/06

9/6-8 JASIS2017へ出展しました

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9月6-8日に幕張メッセ国際展示場で行われたJASIS(Japan Analytical Science Instruments Show)2017に展示員として参加しました。

弊社は光に関する分析・計測機器の会社です。光学機器といっても様々ありますが、今年注目を集めた装置をいくつかご紹介します。

 

【OCT(Optical Coherence Tomography)】

近赤外線を使用して断層画像を撮影するOCTという装置です。

OCTではサンプルを切断しなくても表面からその断層を撮影できます。例えば、これは指の断面をOCTで測定したものです。撮影時間はわずか1秒未満。画像中に白い糸のようなものが見えるでしょうか。汗腺を通った汗が出ていく様子が捉えられています。

SS-OCT.png

非破壊・非接触で測定可能なので、生体観察の分野での応用が多い装置ですが、製品の異物・欠陥検査など、工業分野への応用が期待されている装置です。

 http://www.systems-eng.co.jp/products/ssoct.html

 

【SPECAC社製Quest用 DLCコーティングATR結晶ディスク】

DLC(ダイヤモンドライクカーボン)コートされたSPECAC社製Quest用ATR結晶ディスク。今年の新製品です。

DLC_Top.png

コンパクトで使いやすいQuest ATRはFTIRユーザーに人気のアクセサリなのですが、このATRという手法は、測定の際、サンプルとATR結晶を密着させる必要があります。接触法なので、結晶の材質によってはATR結晶に傷がついたり、酸/塩基性のサンプルでは、結晶周辺のSUSが腐食したりする心配がありました。

そこで、耐摩耗性、耐腐食性に優れたDLCを結晶ディスクにコートした新製品の発売を開始しました。DLCによりGe結晶の傷を防ぎ、Diamond結晶ディスクでは強酸/強塩基性サンプルの測定が可能となりました。JASISに先立ち濃塩酸や濃硫酸の測定を行いましたので、ご興味をいただけたらアプリケーション例も確認してみてください。

 http://www.systems-eng.co.jp/products/ft_ir/DLC_Coating.html

 

【その他…】

最近は様々な分析装置で小型化が進んでいますが、弊社のハンディタイプの近赤外装置『AOTF』やドローンなどに搭載して可視域から近赤外域までの連続スペクトルが測定できる『ハイパースペクトルカメラ』に足を止めていただいたお客様もたくさんいらっしゃいました。

今年は、弊社が取り扱うFTIRアクセサリの製造元、英国SPECAC社よりコリンさんとヘーゼルさんが来日されました。CRIC触媒反応赤外分光測定セルやSEIRAS(表面増強赤外分光)セル光学系など、弊社のカスタムメイドの製品に対してとても興味を持っていただけました。

http://www.systems-eng.co.jp/products/custom.html

copy_2017-09-07 13.27.08.jpg

小雨がぱらついた日もありましたが、3日間を通してたくさんのお客様とお話しすることができました。ブースへのご訪問、ありがとうございました。

来年のJASISは9/5-7日、同じく幕張メッセ国際展示場で行われます。

それでは、JASIS2018でまたお会いしましょう。