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PAS (光音響分光法) とは?

PAS: Photoacoustic Spectroscopy (光音響分光法)
密閉されたセル内の試料に変調された赤外光を照射すると吸収された光エネルギーは熱となって再放出され、これが密閉セル内のガスに伝搬し粗密波が発生します。この粗密波をマイクロフォン等で検出し、スペクトルに変換することで、吸収スペクトルと同等の情報を持った光音響スペクトルが得られます。
このPAS法では試料がセル容器に入る大きさであれば、どのような形状であっても非破壊測定可能です。光散乱・反射などの影響で通常の吸収測定が困難な、黒色物質や粉体などの測定に特に効果を発揮します。また、半固体や液体、気体等の測定も可能です。
近赤外領域から遠赤外領域の幅広い波長範囲に対応します。
また、ステップスキャンFT-IRシステムにPAS検出器を用いることにより、フェイズモジュレーションPAS法(位相変調光音響分光法)が可能となります。位相変調周波数及びその位相角を制御することで、赤外光の深さ方向への位相遅れを生じたPAS信号の分離が可能となり深さ情報の分析ができます。
  超高感度PAS PA301

入射光の周波数変調とPASサンプリング深さの関係

入射光の周波数変調とPASサンプリング深さの関係(52KB)

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