Synopsys Mini-Diff VPro 3D (半球領域) 散乱測定器
新製品
メーカー：Synopsys
イメージセンサ型3D BRDF/BTDF 測定器シリーズ Mini-Diff VPro
Mini-Diff製品には、散乱面の特性評価に使用されるカメラベースの3D半球領域散乱測定装置を搭載しています。赤、緑、青(RGB)および近赤外波長のBRDF およびBTDF 測定と、Total Intensity Scattered（TIS）の計算が可能です。Mini-Diff は半球領域の散乱強度を視覚化し、反射または透過のカラーデータを提供します。
Mini-Diff VProは、Mini-Diffのラボラトリーバージョンです。入射角は0° から60° の範囲で選択でき、反射と透過の散乱測定が可能です。ARコーティングされたレンズと、迷光を除去するための暗箱を装備しています。高品質なCMOSセンサーを搭載し、温度制御により測定の安定性を高めています。
測定結果（相対散乱強度、BRDF/BTDF）はテキスト形式で保存できるほか、市販の光学ソフトのフォーマットで書き出すことも可能です。
対象分野
- 自動車、自動車関連部材,照明・ディスプレイ,高分子・高機能素材
アプリケーション
技術情報
技術仕様
| 測定器 | Synopsys Mini-Diff V2 | Synopsys Mini-Diff V2 IR | Synopsys Mini-Diff VPro | |
| ハンディタイプ | 据え置きタイプ | |||
| 光源 | ・Red: 630nm [b.A=25nm] ・Green: 525nm [t.A=35nm] ・Blue: 465nm [b.A=25nm] | ・940nm [t.A=30nm] | ・Red: 630nm [b.A=25nm] ・Green: 525nm [t.A=35nm] ・Blue: 465nm [b.A=25nm] | |
| カメラ | • 1000 x 1000 ピクセル | • 2048 x 1088 ピクセル | ||
| 反射及び透過入射角 | • 入射角：0°; 20°; 40°; 60° | • 入射角：0°～ 60°で1°ピッチ調整 | ||
| サンプル面のスポットサイズ / 測定領域 | 直径 1 mm | |||
| 画角 | +/− 75°（全角150°） | |||
| キャリブレーション (1λ 入射角) | 反射 透過 | ・10 秒 ・20 秒 | ・1 分 ・30 秒 | |
| 測定 (1λ 入射角) | 反射 透過 | ・10 秒 ・20 秒 | ・25 秒 ・25 秒 | |
| 結果 | ﾀﾞｲﾅﾐｯｸﾚﾝｼﾞ 角度解像度 精度 安全性 | ・ 105 ・1° ・<5% ・<2% (30 分以内) | ・ 104 ・1° ・<5% ・<2% (30 分以内) | ・106 BTDF/105 BRDF ・0.5° ・<2% ・<2% (10 時間以内) |
| 寸法 | 10 x 10 x 30 cm | 40 x 60 x 73.8cm | ||
| 重量 | 2 kg | 42 kg | ||
| データ変換 | ・テキストファイル（ASTM フォーマット） ・BSDF フォーマット（市販ソフトウェアに利用可） ・Gaussian/Lambertian フォーマットへのフィッティングデータ ・スライスファイル（IES タイプ） ・メッシュファイル ・ABg 散乱へのフィッティングデータ ・LightTools, Zemax, TracePro, OptiWorks, Relux などのフォーマット | |||
Synopsys Mini-Diff VPro
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