新製品
メーカー:Labsphere, Inc.
パルスレーザーを専用ソフトウェアで観察
高速応答の検出器を備えたパルスレーザー専用の積分球型レーザーパワーメータです。積分球を採用することにより、ビーム入力時の偏光方向や細かいアライメント調整を気にせず安定的な測定値が得られ、レーザーダイオード(LD)や垂直共振面発光レーザー(VCSEL)からの発散光を再現性高く測定することが可能です。
レーザー測定用に開発された専用のソフトウェアによって、各パルスのパルス幅やピーク形状、ピーク高さなどのパラメータを正確かつ連続的に観察・記録できます。
本システムはNISTトレーサブルな校正が行われた状態で出荷されます。
積分球の内部素材(スペクトラフレクト・スペクトラロン・インフラゴールド)とサイズ(φ2"・4"・6")は、ご使用になる測定対象レーザーの波長や強度に応じて選択可能です。
検出器はシリコンセンサーとInGaAsセンサーから選択でき、可視領域~顔認識システム(Facial Recognition System)に用いられる850nmや940nmの領域~SWIR領域(900-1700nm)をカバーします。
また検出器用ポートが2つ存在する設計で、別の種類の検出器や分光器を同時に取付けることができ、様々な用途への拡張性が高いシステムです。
10~5000Hzのサンプリングレートをもつ高速応答センサーパルスのエネルギー変化を正確に測定Si(350~1100nm)またはInGaAs(900~1700nm)からセンサー選択
水冷機能付きインフラゴールドコーティング積分球ハイパワーパルスレーザーや連続発振レーザーの測定水冷により、最大2kw/cm2 のパワー密度のレーザーを測定可能 (CW:1秒照射@10.6μm)