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分光放射照度計GL SPECTIS 1.0 Touch + FlickerでLEDのフリッカ(ちらつき)を測定!

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分光放射照度計GL SPECTIS 1.0 Touch + FlickerでLEDのフリッカ(ちらつき)を測定!
キーワードハンディ分光放射照度計、GL SPECTIS 1.0 Touch + Flicker、LEDスペクトル測定、フリッカ(ちらつき)、電気用品安全法(PSE)、PSEマーク、JIS C 8155、一般照明用LEDモジュール、SVM、PstLM

電気用品安全法(PSE)によるLED照明器具のちらつき規制

21世紀に入り、長寿命・省エネの利点をもつLED照明器具が白熱電球や蛍光灯の代替えとして私たちの生活に急速に普及してきました。
同時に、LEDは電源電圧に対する応答性が高く、蛍光灯のような残光時間がないことにより光出力のフリッカ(ちらつき)が生じる性質があるため、電気用品安全法(PSE)で規定されているちらつきの基準を満たしていないLED照明が原因で体調不良が引き起こされたケースが生じています。フリッカは目視で確認されなくても脳では認識されるため、気が付かないうちに目の疲れや不快感などの健康被害の原因になるのです。

LED照明のちらつきによる人体への害を防ぐため、2012年に電気用品安全法(PSE)改定の際、規制対象品目にLEDランプ・LED電灯器具が追加され「一般照明器具用のLEDにおいては光出力はちらつきを感じないもの」という技術基準が規定されました。

電気用品安全法による規定内容は以下の通りです。

・光出力に欠落部(光出力の最大値の 5%以下となる 部分)がなく、かつ繰り返し周波数が 100Hz以上であること

・光出力の繰り返し周波数が 500Hz以上であること

※一般照明用LEDに限って、この規定を満たすことが求められます。
また、JIS C 8155:一般照明用LEDモジュール性能要求事項においても『人の目の周辺視野に光源を置いたとき、光出力フリッカ(ちらつき )が、人の目に感じてはならない』とされています。

ハンドヘルド分光放射照度計GL SPECTIS 1.0 Touch + Flicker
は、LED照明の安全基準管理、品質維持の確認で要求されるフリッカ測定に最適です。フリッカ測定を行うための高速センサー(最大サンプリングレート125kHz)を搭載しており、電気用品安全法(PSE)のフリッカに関する技術基準の適合合否判定や、EUで注目されるSVMやPstLMといったフリッカパラメータ算出のためのデータ測定にも対応します。

近日中にデモ機の準備が整う予定です。
お問い合わせお待ちしております。


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