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分光スペクトル可変均一光源CCSが進化!

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分光スペクトル可変均一光源CCSが進化!
米国Labsphere社より、Tunable Spectral Source(分光スペクトル可変均一光源)CCSのハイパワーバージョンCCS IIがリリースされました。

CCS II(CCS-2200、CCS-2300)が登場!!!


CCSは、様々な波長のLEDを積分球内に配置し、それぞれのLEDの発光量を自在に調整する事で出射ポート(φ75mm)で思い通りの分光スペクトルを持った均一輝度面が得られる光源です。
従来バージョンのCCSの搭載光源では、15種類のLED(405~940nm)でA光源再現時の最大輝度は1,000 cd/m^2でした。

従来版CCS(CCS-1100)


一方、CCS II(CCS-2300)では2倍以上の32種類のLED(375~980nm)を搭載し、A光源再現時の最大輝度はなんと20倍の20,000 cd/m^2 !!!
D65光源再現時の最大輝度は50,000 cd/m^2となり、従来バージョンで輝度不足だったアプリケーションにも対応できます。
ちなみに、新しくなったソフトウェアのGUIは下のような感じです。
従来バージョンよりも幅広い波長に対応しており、特にNIR側のLED搭載を充実させています。

CCS II ソフトウェア


CCS IIは従来バージョンよりも各LED間の波長ピッチが細かいため、指定した分光スペクトルの再現性(A'値)も2倍以上良好になっています。
プリセットされた代表的な分光スペクトル(CIE Illuminants A、B、C、D65等)に加え、ユーザーが独自に作成した分光スペクトルも登録できます。

様々な光環境が自在に作成可能なCCSシリーズを使って、ハイレベルなセンサー校正が可能になります。
詳細はシステムズエンジニアリングまで、お気軽にお問い合わせください!
https://www.labsphere.com/site/assets/files/3401/pb-14091rev05_ccs2.pdf
  ↑ 英文の最新資料は上記URLから!!
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