メーカー:Specac Ltd
ダイヤモンドの熱伝導性・耐熱性を活かした加熱オプション
一定のレートで昇温しながら、あるいは一定温度に保ったまま、in-situで試料表面の赤外測定が可能です。室温から300℃(オプションで350℃)まで、熱劣化・熱分解・熱硬化反応等、さまざまな熱化学反応過程の測定にご利用頂けます。
ダイヤモンドは他のプリズムに比べて高い熱伝導性を有しており、再現性良く熱測定を行えます。ダイヤモンドは周囲のタングステンカーバイドディスクに高温ロウ付けされており、化学的・物理的に高い堅牢性を有しています。酸性・アルカリ性・硬質といった試料の性質を問わず測定が可能で、加圧や温度変化によるひずみが起きにくく、また硬化反応等によりこびりついた試料を有機溶剤や工具を用いて除去することも容易です。
シールド機構付き加熱ダイヤモンドATRは、測定部分を密閉した状態で測定が可能です。嫌気性試料の表面分析用として、水蒸気や酸素を遮断した状態で加熱測定が可能です。
ポリイミド (カプトン)の熱硬化測定
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